2021年 01月 26日
お食い初め(百日祝い)の儀式とは?いつやるの?
「お食い初め(おくいぞめ)」は赤ちゃんの生後100日を祝う伝統行事のこと。その歴史は古く、平安時代に生後100~120日の赤ちゃんに餅を食べさせる「百日(ももか)」という風習が変化して、今のお食い初めになったと言われています。
生後100日目頃に行われることが多いため、「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれるお食い初めですが、「真魚初め(まなはじめ)」「箸揃え(はしぞろえ)」「箸祝い(はしいわい)」「お箸初め(おはしはじめ)」の名で祝われる地域もあります。
お食い初めは、赤ちゃんがこの日まで無事に成長できたことを祝い、「一生食べることに困らないように」「これから先も病気をせず健康に育つように」との願いを込めて、赤ちゃんにごちそうを食べさせる真似をする儀式です。
お食い初めを開く日程に厳密なルールはなく、生後3~4か月前後の家族が集まれる日程で行うケースが多いようです。また、最近では生後30日頃に行うお宮参りと、お食い初めをまとめて行う家族も増えてきています。
いずれにしても、赤ちゃんにとっては一生に一度の大切な行事なので、記念に残るお祝いにしてあげたいですね。
お食い初め(百日祝い)に用意する料理・メニューはどんなもの?歯固め石とは?
お食い初めに用意する料理は、「一汁三菜」が基本とされています。鯛などの尾頭付きの焼き魚と、吸い物、赤飯または白米、煮物、香の物が、一般的なお食い初めメニューでよく見られる料理内容です。
お食い初め料理の盛り付けは、正式には漆器の祝い膳を用意し、箸は柳から作られた両端の細い祝箸を使用します。この場合、男の子なら朱塗りの漆器を、女の子なら外側が黒塗りで内側が朱塗りの漆器を使用し、お膳は母方の実家から贈られる習いとなっています。
このほか、「歯固め石」を用意する風習もあります。歯固め石の儀式は、お食い初めの儀式の後に、丈夫な歯が生えて長生きできますようにとの願いを込めて行うもの。お宮参りをした神社で授けていただくか、神社の境内や河原で拾った小石を煮沸消毒したものを使用するとよいでしょう。
お食い初めで用意するメニューは地域によって特色があり、必ずこうしなければならないというものはありません。器も、最近では離乳食用のものや家にある食器を使うケースが増えていますので、こだわりすぎなくてもよさそうです。
お食い初め(百日祝い)はどこでやる?コロナ禍の今は自宅がオススメ
一生に一度のお食い初めの儀式だから、せっかくなら家族みんなが楽しめる美味しい料理でお祝いしたい!と料亭やレストランでの開催を想定されていた方もいるかもしれません。でも昨今の新型コロナウイルスの影響で、生後まもない赤ちゃんや、年老いた祖父母を連れての外食には慎重にならざるを得ないのが現状です。
自宅でお食い初めをするとなると、問題になるのが料理の準備。お食い初めのメニューだけでなく、おもてなしの料理も作るとなると品数も多く、尾頭付きの立派な鯛など、スーパーでは簡単に手に入らない食材も含まれているので、自宅で用意するのはなかなか手間がかかります。
慣れない育児に奮闘しているママが料理まで準備するとなったら、負担も大きいですよね。
仕出し屋さんでお食い初めメニューを選んで宅配してもらったり、お食い初めセットを通販で取り寄せる方法もありますが、料理を温めなおしたり、盛り付けたりする手間はかかってしまいます。
そこでオススメなのが、自宅に出張料理人を呼んでお食い初めセットを用意してもらう方法。プロの料理人が食材を用意し、自宅のキッチンで調理をしてくれるので、買い出しや料理を作る手間は一切なし。まるでお店にいるように、出来立ての美味しい料理でお祝いすることができるのです。
出張料理サービスは、外出する必要がないためコロナ禍でも利用しやすく、毎日赤ちゃんのお世話に追われ、美味しいものを食べに行くこともできないママへの特別なプレゼントにもなるはずですよ!
>>>出張料理サービスについて詳しく知りたい方は「自宅でプロの料理を味わえる出張料理サービス「うちchef(うちシェフ)」とは?」の記事をご覧ください。
出張料理サービス「うちchef」なら、大人も大満足のお食い初め(百日祝い)に!
出張料理サービス「うちchef(うちシェフ)」とは、プロの料理人がご自宅等にお伺いし、ご希望に合わせた料理を提供するサービスのこと。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のご指定場所へ一流シェフ(料理人)が訪問し料理を提供するサービスを行っています。
プロの料理人を呼ぶなんて、セレブの人々だけの話では?と思われるかもしれません。でも、昨今のコロナ感染の拡大の影響から、不特定多数の方が集まるお店ではなく、落ち着いたプライベート空間で美味しい料理を楽しみたいと希望される方が増え、ご両親を含めたご家族での集まりやご友人との会食、ご夫婦の記念日などに、たくさんの方にご利用いただいています。
うちシェフでご用意しているお食い初め用のお祝い会席コースはこちら。このコースをご注文いただくと、オプションでお食い初め膳をお選びいただけるので、赤ちゃん用のお食い初めセットの準備も、大人用のおもてなし料理も、出張料理人に任せることができます。
お祝い会席コースは、前菜、椀、向付、魚料理、肉料理、食事、甘味の全7品で構成されており、手をかけて作られた見た目も美しく、美味しい料理を楽しむことができます。メインは、金目鯛の枝豆ソースに、黒毛和牛味噌シチューと、ボリュームも十分。
こちらのコースをご利用の場合、お食い初め用食器のレンタルも行っておりますので、お食い初め用の器の手配をどうしようかと悩まれていた方も、安心してご利用いただけます。
このほか、旬の魚をふんだんに使った豪華なお料理が並ぶ、お祝い寿司会席コースもお子さんの成長を祝うお祝いの場にふさわしく、オススメです。
うちシェフでは、新型コロナウイルス感染症対策を定めて、お客様のもとへお伺いするシェフ(料理人)に徹底した指導を行うとともに、お客様にも感染防止策をとっていただくよう、お願いをしております。ご予約前に「緊急事態宣言に伴うサービス方針に関するお知らせ」の内容について、ご一読をお願いいたします。
お子さまが一生、食べることに困らないように、と願いを込めて行う儀式であるお食い初め。家族そろっての外食もままならないコロナ禍の今だからこそ、安心できるご自宅でプロの料理人の手を借り、少し贅沢にお祝いすることで、ご家族の記憶に残る楽しい行事になるに違いありません。