2023年 09月 20日
訪日旅行での食事に対する期待は、ますます高まっています。ホテルや別荘などの宿泊先にシェフを呼び、お抱え料理人がいるような特別な体験ができる「出張料理サービス」についてご紹介します。
訪日客の増加に伴い、「特別な体験」を望む外国人旅行者も
新型コロナウイルスの水際対策が緩和されて以降、訪日外国人旅行者数は大幅に増加しています。日本政府観光局（JNTO）の発表によると、2023年7月の訪日外国人数は感染拡大前の2019年同月比で8割近い水準まで回復。また、台湾、香港などの東アジア圏を中心に、訪日旅行のリピーターも増加しています。
観光庁が2022年に行った訪日外国人消費動向調査によると、外国人旅行者1人あたりの支出は23万5000円と2019年比で約1.5倍に増加。その内訳のトップ3は宿泊費、買物代、飲食費で、飲食費には平均5万3034円が支出されていることがわかっています。さらに、同調査の報告書では、訪日前に期待していたことの1位に「日本食を食べること」が挙げられているほか、アジアや欧米などで行われた海外旅行目的を問うJNTOの調査でも、1位に「ガストロノミー・美食」が挙げられています。こうしたことから、訪日旅行において食事が重視されていることは明らかです。
旅行先として人気の高い東京には、ミシュランの星を獲得する料亭やレストランなど、人気店が多数あります。しかしそうした有名店は予約困難だったり長時間並ばなければならなかったりして、利用を諦めざるを得ない旅行者も多いでしょう。また、有名店を利用するのではなく「ほかの旅行者とは異なる特別な体験をしたい」「SNSで注目される体験をしたい」と望む人も少なくないはずです。
そうした訪日外国人旅行者に、目新しく特別感を味わえる体験としておすすめしたいのが「出張料理サービス」です。
レストラン・料亭では味わえない特別感を楽しめる「出張料理サービス」
出張料理サービスとは、指定の場所にシェフを呼び、お抱え料理人がいるような特別な体験ができるサービスのことを言います。予約はWebサイトから簡単に行うことができ、決められたメニューから選ぶだけでなく、食材を指定してカスタマイズすることもできます。
そのため、日本旅行の記念になるような食事体験を望む旅行者にとってはもちろん、宗教上や健康上、嗜好性などの理由から外食が難しい人にもおすすめのサービスと言えます。また、調理するところを目の前で見ることができ、食材や料理についての質問もできるため、日本食の調理方法に興味がある旅行者はシェフとの交流を通じてさまざまな知見を得ることもできるでしょう。
買い出しや調理、片付けなどの手間なく、ホテルや別荘などプライベート空間で、出来立ての食事を楽しめることも出張料理サービスならではの利点です。事前にシェフと利用目的などを相談できるので、周囲を気にせず、家族や友人だけでにぎやかに食事を楽しみたいときだけでなく、観光で疲れたので静かにゆっくりと食事したいというときにも利用価値の高いサービスなのです。
出張料理サービス「うちchef」がおすすめの理由
「うちchef」は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を中心に展開している出張料理サービスです。星付きレストランや一流料亭、有名レストランで働いた経験を持つシェフが多数在籍しており、数ある出張料理サービスの中でもシェフのレベルが高いのが特徴です。また、こまやかな気配りの行き届いたサービスレベルの高さから、日本の利用者の間でも高評価を得ています。
うちchefには和食や鮨などの日本ならではの料理のほか、日本の食材を活かしたフレンチやイタリアン、中華のコース、ベジタリアンやヴィーガンの方向けのコースなど多彩な料理を提供するシェフが在籍しています。料理の種類やシェフ選びに迷う場合には、希望条件や予算を提示して複数のシェフに提案を募集することもできます。
依頼するシェフが決まったら、苦手な食材や好みの食材、アレルギーの有無のほか、調理環境や設備などについてシェフと予約完了前に相談いただけるのも、うちchefの特徴です。英語でお客様対応が可能なシェフも多数いるため、日本語の話せない訪日外国人旅行者でも安心してご利用いただけます。
また、出張料理以外にデリバリーやケータリングにも対応しており、時間を気にせずプライベートを大切にしたい場合はデリバリーを、大人数でのパーティの場合はケータリングを、とご利用シーンに合わせたサービスを依頼することができます。
※お申し込み方法の詳細はこちらを、英語対応可能なシェフの一覧はこちらをご覧ください。
訪日旅行者向けおすすめメニュー
日本の食の魅力は、ユネスコの無形文化遺産にも選ばれた「和食」だけに留まりません。日本は四季の変化が豊かで、地域によっても食材に特色があります。訪日旅行者にとっては、日本の食材を活かしたフレンチや中華なども日本滞在中にしか味わえない魅力的な体験となります。ここでは、うちchefのコースの中から、おすすめのコースをご紹介します。
▼鮨懐石：村井一気（Kazuki Murai）シェフの「旬の魚を味わう鮨懐石」
元豊洲仲買人の村井シェフが提供するのは、毎朝豊洲市場で目利きした旬の魚を使用した鮨懐石。1人9～10種、10-12貫程度をご用意。前菜や焼魚、煮魚を無くして寿司の量を増やすなど相談も可能です。
※対応人数：6〜30名 8,250円（税込）／人
詳細はこちらのページでご覧いただけます。
※村井シェフは外国語に対応しておりません。
▼和食：田本圭太（Keita Tamoto）シェフの「季節の懐石コース」
京都、東京の日本料理店で研鑽を積んだ田本シェフが提供するのは、前菜、肉料理、甘味など、全8品をお楽しみいただける和食コース。刺し身や和牛など、日本産の新鮮な食材を堪能できます。
※対応人数：2〜8名 16,500円（税込）／人
詳細はこちらのページでご覧いただけます。
※田本シェフは英語対応が可能です。
▼フレンチ：廣川拓渡（Takuto Hirokawa）シェフの「おうちで贅沢フレンチを」
東京のレストランで20年以上にわたって腕を磨き続けている廣川シェフが提供する、全6品のフレンチコース。フレンチの技法を使いながらも枠にとらわれることなく、旬の素材の持つ旨味を引き出すことで定評があります。
※対応人数：2名〜 16,000円（税込）／人
詳細はこちらのページでご覧いただけます。
※廣川シェフは英語対応が可能です。
▼中華：笛木 雄（Takeshi Fueki）シェフの「中華美食コース」
横浜中華街などで研鑽を積んだ苗木シェフが提供する、麻婆豆腐や油淋鶏など、選りすぐりの中華名菜が入った全７品の中華コース。
※対応人数：4〜50名 8,800円（税込）／人
詳細はこちらのページでご覧いただけます。
※苗木シェフは英語・中国語での対応が可能です。
東京及び近郊で出張料理サービスを利用するなら「うちchef」へ
訪日旅行者の増加に伴い、うちchefでも外国人のお客様のご利用が増えています。東京近郊の箱根や軽井沢などの別荘、ホテルなどでご利用いただいたケースのほか、ご家族含め総勢20名でのニセコ旅行にてご利用いただいたこともあります。この際は、数日にわたり、食事の用意を担当させていただきました。
また、中国語圏からの旅行者の方には、ご友人同士での集まりなどで繰り返しご利用頂いています。
一流シェフが丹精込めて作るうちchefの出張料理なら、「日本の食を堪能したい」「日本ならではの特別な体験をしたい」と望む、訪日旅行のお客様に必ずご満足いただけるはずです。うちchef運営会社の株式会社EATMOWでは、訪日観光客にご対応されている旅行会社、イベント会社、ホテル、別荘事業者様からのご相談をお受けしています。ご要望がありましたら、お問い合わせページから事務局にご連絡ください。